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「称賛と承認」社員が最大限にパフォーマンスを発揮できる組織へ
代表取締役社長 CEO 毛利 政弘 Mouri Masahiro
PROFILE
様々な職を経て35歳でIT業界に転身。入社当初から当時のmfield(現AMBL)でモバイルソリューション事業領域で活躍、45歳で事業部長に就任後、会社の事業拡大に大きく貢献。その後、mfieldの新規事業であったデータマイニング事業の拡大に取り組み、約1年半で後のAIfield(現AMBL)へ事業を分社化、AI領域の推進を担う。2020年よりmfieldの代表取締役社長 CEOに就任、2022年にグループ会社の一社化を経て現在に至る。
趣味は20代から続けているサーフィン。プライベートでも目標を持って何かに打ち込むべく、45歳の時にアマチュアの大会に参戦。大会では4位という成績を収め、現在もさらなるレベルアップを目指して週末はサーフィンに熱を注ぐ。
Message
これまでを振り返って
前述の通り、IT業界に入ったのは35歳の時でした。まずはそこに至るまでの話をしようと思います。
20代前半の頃は海外を転々とし、とにかく自由に生きていました。当初は英語は全くできず、言葉が通じずにかなり苦労しました。それでも次第に一人でやっていけるようになると「学歴も見た目も関係ない、自分をしっかり主張できるようになれば生きる道はあるんだ」ということを海外で実感しました。
当時海外で生活することをほぼ決めていたのですが、色々とあって日本に戻ることとなり、帰国してからは「自分の事業を作って成功したい」とより強く思うようになりました。仕事の後に経営セミナーに通ったり、個人でいくつか事業も立ち上げたりもしましたね。その後、そのセミナーで知り合った方から、当時のmfieldをご紹介いただいたのが入社経緯になります。
入社後は営業職としてクライアント先に出向となったのですが、IT未経験ということもあり、当然ながら右も左もわからないような状況でとにかく必死でした(笑)アポが取れていなくても定期的にクライアント先に顔を出して覚えてもらったり、金融庁から提示されている開発基準やセキュリティ要件などをとにかく読み込んで、まだ誰も提案していない内容をまとめてプレゼンしたりと。その結果、半年後くらいに大型案件の受注に繋がってから風向きが変わりましたね。クライアントはもちろん一緒に働く仲間からも信頼を置かれるようになり自信にも繋がりました。また、そこで一緒に働く仲間のことをより理解するために、一人一人の指向性や趣味などをキャッチアップして、普段の会話やプライベートでも全力で向き合っていったことで、より強固な人間関係も構築できたと思います。
その後、本社に戻った後も当時のクライアントの事業拡大をはじめ各事業推進など、mfieldの執行役員として会社の経営にも携わるようになりました。
そして今から5年ほど前、さらなる成長のためには先端技術の領域に挑戦する必要があると感じていました。そこで立ち上げたのがAIfeldの前身となる事業です。当時ビックデータを活用したデータ分析やAIの技術発展で第4次産業革命が起こるとされていて、AMBLがそこにどう適応していくかを常に考え、私の中での結論は”教育”でした。結局ビジネスは人なんですよね。
『称賛と承認』を大切にする組織へ
『称賛と承認』ができる組織へ
AMBLは設立から今現在も常に成長し続けていますが、今後も時代の変化と共に、常に1つ先の未来を見据えて、さらなる成長をしていかなければなりません。
「大きなビジョンは一人では達成できない」というのが私の考え方の根底にありますが、これは、社員一人一人の力だけでなく、チームの力として目標を達成して欲しいという願いからです。
そのためには社員一人一人の意識が重要です。チームのメンバー同士が力を合わせていくためには以下の3つの行動を大切にして欲しいと考えています。
・メンバーへの称賛(ほめたたえる事)する事
・メンバーへの承認(認め許すこと)する事
・自分自身にも称賛、承認する事
この「称賛と承認」を全員が意識・実践することで、組織が活性化し、プラスアルファの成果を生み出し、社員全員が最大のパフォーマンスを発揮できる会社になるのではないでしょうか。
チャレンジできる会社だからこそ
志は強く持って欲しい
私は「素直で志が強い人と一緒に仕事をしたい」と思っています。これから自分が何をしていきたいか、という明確な志を持っていることは重要です。それでいて、その志をかたちにできる素直さを併せ持っている人は、会社でも役割をもって価値を発揮できると考えています。そして市場価値の高い、つまり社会から必要とされる人に育っていけるはずです。
それに加えて、社員には視座を高く持って欲しいと思っています。視座が高いと、より大きな目的に意識が向きます。逆に視座を高く持っていないと、手段が目的になってしまうということが起こり得ます。実際現場では、今やっている手段をどうにかするということが目的になってしまい、視座が高い人から別の手段を提案されると「やることが増えた」とマイナスに思うケースは少なくないです。これはむしろ本来の目的を達成するための手段が増えたという点でプラスなのですが、手段が目的になっているとそのことに気づけません。
視座が高く、強い志を持った素直な人であれば社会のどこに行っても自分の価値を発揮できると私は考えています。ですので、これから仲間になる方々にも同じような志を持ってAMBLでチャレンジして欲しいと思います。